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HFコラム
2018/04/16

両方かもしれない?

私はいつも選択に悩んでいるような気がします。つい最近も、「リフォームの業者はAかBか」、「喪中だが結婚式に出席するかどうか」、「ある委員を引き受けるかどうか」、などでそれぞれ何日も悩んでいました。選択の悩みはこのように「AかBか」、「~するか否か」というパターンが多いようです。
「AかBか」の場合には、時間をかけて比較検討すれば何とかどちらかに決めることができたり、折衷案という道もあるし、さらには「AでもBでもなくC」という第三の道もあります。リフォームの件では、「水回りはA社に、内装はB社に」と考えたり、「ネットで複数社に匿名で依頼するところからやり直したい」と思ったり、「リフォームではなく買い替え」という選択肢も甦って頭をかすめたりしました。最終的にはリスクが少ないだろうというのが主な理由でA社に決めました。
しかし、「~するか否か」の場合には、悶々と悩んで延々と堂々巡りを続けることもあります。私は30歳の頃、看護師への転職を思い立ったのですが、実際に看護学校に入学したのはそれから5年あまりも経過してからでした。当初は経済的な壁の前で立ち止まってしまいました。やっとある程度の貯金ができて見通しが立った頃には、出産という課題が大きくなってきていました。「在学中や就職直後に出産するわけにはいかない」と考えて悩んだ末に出産をあきらめる覚悟で、というほどでもありませんでしたが、そうなるかもしれないという予感を受け入れながらとうとう入学したのでした。いざ入学してみると同級生には1歳未満の子育て中の人がいたり、先生からは、「休学して良いから産みなさい」と勧められたりもしました。文字通り「案ずるより産むが易し」の展開も可能ではあったのです。
『決定力』という本の中で共著者であるハース兄弟は、私たちは「OR」に陥り易いことを指摘して「AND」で考えること、人生で「AかBか」と迷ったら、答えは「両方かもしれない」と考えるずうずうしさが必要だと述べています。選択が難しくなっている場合には、いわば次元が違う「Aか△か」を秤にかけるようなことをしているのかもしれません。行動レベルでは「~するか否か」の択一しかないように見える時も、根底にある思いのレベルで見つめ直せば共存の道が見えてくることもあるのではないでしょうか。
 
参考:「決定力! :正解を導く4つのプロセス」チップ・ハース、ダン・ハース著 
千葉敏生訳 早川書房 2013/9/20
 
カウンセラー 山崎


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