カウンセリングが社員にとって身近な存在になったと感じています

JSR株式会社様

人材開発部労務チーム
森田　智子　様

人材開発部労務チーム
藤井　菜々子　様

EAPを導入しようと思われたきっかけをお聞かせいただけますか？

EAPは2004年に導入したのですが、それより前にストレスチェックを数年実施していました。ただ、ストレスチェック後の個別フォローは行っていませんでした。社内でうつ病の事例も出始めた時期で、ストレスチェック後の組織分析だけでなく、個別対応の必要性を感じていました。医療機関だけでなく、社員の様々な悩み相談を幅広く受ける窓口が必要だと考え、より身近に社員を支援できる制度としてEAPを導入することにしました。内部にカウンセリング機能を持たせることも検討しましたが、どうしても事業所によってばらつきが生じてしまうので、外部機関での導入を決めました。

ヒューマンフロンティアと契約をされた理由をお聞かせいただけますか？

外部EAPを検討していた時に、ヒューマンフロンティアさんのセミナーに参加し、出張面談というスタイルに魅力を感じたことがきっかけです。他のEAPも検討しましたが、提携カウンセリングルームしかないEAPでは、全国に均質なサービスを提供するのが難しいと感じました。例えば、当社の場合には四日市に工場がありますが、他のEAPだと社員は名古屋のカウンセリングルームまで行かないとカウンセリングを受けられませんでした。それでは使い勝手が悪いので社員も利用しないだろうと思いました。出張カウンセリングであれば、地方の事業所もカバーできますし、個々の状況に応じて柔軟に対応していただけるのではないかと思い、ヒューマンフロンティアさんとの契約を決めました。

ヒューマンフロンティアのサービス、利用内容についてのお考えをお聞かせいただけますか？

ヒューマンフロンティアさんのカウンセラーは、他社と違って企業に長く勤めた経験とカウンセリング経験の両方を持っているので、社員も安心して相談ができていると感じています。また、研修も現場の個別事情に合わせて細かくカスタマイズいただける点を評価しています。毎月送っていただいているニュースや相談事例も社員に好評で、社内でのヒューマンフロンティアさんの知名度向上に役立っています。カウンセリングを受けることへのハードルが下がってきたのは、ヒューマンフロンティアさんとの取り組みの成果が大きいと実感しています。

EAPを導入されてから「効果」という点でどのようにお感じになっていらっしゃいますか？

わかりやすい指標では、EAPを導入してからストレスチェックの「有所見」の社員の割合が減ってきています。また、多くの企業でメンタルヘルスの問題が深刻化する中で、当社は社員の休職日数や医療費負担は横ばいで推移しており、これもEAPの効果があるのではないかと感じています。何より大きいのは、何か悩みがあったらヒューマンフロンティアさんのカウンセリングを受けるという意識が社員に浸透してきたことです。メンタルヘルスの問題は身近なものだという意識が社員に定着してきたのは、ヒューマンフロンティアさんの存在が大きかったと感じています。

ヒューマンフロンティアに、今後期待されておられる事などお聞かせいただけますか？

職場のメンタルヘルス問題の周辺にはコミュニケーションなど様々な問題があります。最近は昔と違い、管理職・一般社員の双方にコミュニケーションの教育を受けてもらわなければならない時代になってきているように思います。会社としても、社員のコミュニケーションを円滑にする働きかけを行うことで、より個々の社員を活かしていきたいと考えています。また、ワークライフバランスや介護もこれからの課題として認識しています。ヒューマンフロンティアさんには、カウンセリングのスキルを活かして、コミュニケーションやダイバーシティ、ワークライフバランス、介護などの分野にサポートの領域を広げていただけることを期待しています。

これからヒューマンフロンティアの導入を検討されている企業様へのメッセージをお聞かせ願えますか？

EAPを提供している会社はたくさんありますが、ヒューマンフロンティアさんの良いところは、個々の会社の実情に合わせて柔軟にご対応いただけるところだと思います。フットワークが軽く、きめ細かいフォロー体制が整っていると感じています。メンタルヘルス問題の周辺には組織が抱える様々な問題があります。こうした問題は相互に関連していますので、複数の会社にバラバラに支援を依頼するのではなく、ヒューマンフロンティアさん1社に幅広いサービスをお願いできることは、問題解決への最短距離になるのではないかと考えています。

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