トラウマ反応には、過覚醒、再体験（侵入）、回避、否定的認知・気分、解離などがあります。PTSDなど疾患の診断がつかない場合でも、何らかのトラウマ反応を抱えながら、毎日を過ごしている人もいます。トラウマは本人から語られることは少なく、目に見えないものです。しかし、その人のこころの傷として、強く影響を及ぼし続けている可能性があります。仕事へのネガティブな影響も十分に考えられ、また自分でもその原因が分からないというケースもあります。適切なケアを受けることで影響を少なくすることができます。カウンセラーや医師への相談が有効です。