EAP用語集Glossary

あ行の単語 うつ病

「うつ」という言葉は、日常的に使用され、気分が落ち込んだ状態や気力が湧かない状態を指す。これに対し、うつ病とは、抑うつ気分(過度に落ち込んだ状態)や不安・焦燥、精神活動の低下、食欲低下、不眠などを特徴とする精神疾患である。心身の疲労状態によって引き起こされることが多いため、薬物の投与と共に、専門医の適切な指導による休養が必要となる。カウンセリング、特に認知療法も効果があるとされている。うつ病は生涯のうつ6〜7人に1人が罹病するとされ、罹病率の最も高い精神疾患の一つである。罹病率の高さより、「うつは心の風邪」とも言われるが、実際には生活が大きく障害を受け、最悪の場合自殺に至ることもある。また、再発率も高く、回復後も一定期間の服薬やカウンセリングの継続が望ましいとされている。

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